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着物と日本人の心を考える【お正月、着物はいかが?】

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"着物"は長い歴史の中で受け継がれながら発展してきたもので、現代でもその存在感は薄れていません。

実際に冠婚葬祭や大切な場面では着物は常に主役の座を得、どのような豪華な洋服も着物のもつ優雅さや美しさには太刀打ちできません。

世界でも通用する着物

そして"kimono"という言葉も今や国際語となって、世界中の女性の美しさを競い合うミスコンテストでは日本人女性の"華麗さ"、"女らしさ"、"力強さ"などさまざまな"女性の美"を表現することができる "着物"をメインテーマにしたものが多いですね。

先日も、「ミスユニバースで着用される着物があまりにも過激で下品であるという外部からの批判の声が多すぎて、コンテストの直前になってデザインを変更せざるをえなくなった」ということがニュースで報道されていましたが、実際に着物に対して「こうでなければ......」などと特にこだわりのない私でさえその衣裳に使われている着物が腰のあたりまで大胆にカットされているのには驚いてしまいました。

おそらく着物の専門家や「日本女性の奥ゆかしさや上品さを表現できるものとしての着物」に誇りをもっている日本人にとっては、「怒り心頭に発する......」という心境であったに違いありません。

これが着物でなくて洋服であったら問題はなかったのでしょうが、無意識のうちにも着物を"日本人共有の財産"ととらえている私たち多くの日本人にとっては、これまで長い間受け継がれてきたものが壊されるように思えて、つい「日本代表として出場する女性が着るにはふさわしくないデザインである!」と声を荒げてしまったのでしょう。

それに対して衣裳の製作に携わったデザイナーは、「私たちは世界的なレベルのデザイナー達を感動させるのが目的であって、一般の人たちに理解してもらおうとは思っていない......」などというコメントを発表していましたが、この発言も物議をかもしそうですね。

他にも、生活の大部分が洋服になった今でも街で着物姿の女性に出くわすとうっとりと見とれてしまったり、着物や浴衣を着るといつもになくウキウキしたりするのをみても"着物"はやはり、私たち日本人の"心のふるさと"などだというのを感じます。

日本人を最も美しく見せてくれる着物

日本人は昔から身長が低く、お尻も扁平で、しかも寸胴で凹凸のない体型の人が多い民族ですが、着物はこのような日本人の顔やボディーラインを最も美しく見せてくれる衣服です。

しかし現代女性の多くは、「ウエストはぎゅっとくびれていて胸は大きく、お尻もきゅっと上がって......」とメリハリのある体型を目指して日々努力を重ねていますが、このような体型で着物をバランスよくきれいに着こなそうとするとかなり補正が必要になってきます。

実際にスタイル抜群のモデルさんや女優さんなどが着物をきれいに着こなしている場合は、必ずといっていいほど補正によって"着物の似合う体型作り"をしているようです。

まず帯の上に豊かな胸が乗ってしまうと老けて見えてしまうために、普通のブラジャーではなく和装ブラジャーなどをつけてボリュームを落して胸のラインをなだらかにします。

細いウエスト部分は帯をしめた時に脇にシワが寄ったりよれたりしないために長めのタオルなどを何重にも重ねて巻いて落ちないように紐で縛り、とにかくウエストの横のくびれと後のくびれをすっかりなくして寸胴になるようにします。

そしてもう1つ、背筋を伸ばして肩甲骨をぎゅっと寄せて胸を張った時に鎖骨から胸の上の部分にかけてボリュームがない場合は襟周りが緩んで貧相に見えてしまうので、フェイスタオルなどを使ってはと胸に見えるくらいにボリュームを加えます。

「スタイルがいい人は着物もよく似合うんだ~」と、そのような苦労があることも知らずに羨ましがっている女性たちも多いことでしょう。

西洋で生まれた"洋服"は、身体にフィットすることを目的にデザインされているために美しく着こなすには着る人のボディーラインの美しさも要求されます。

しかし、"着物"は直線的な裁断と縫製によって平面的に作られているもので、補正によっていくらでも理想の体型に近づけることができるために着る人の体型はあまり問題にされることはなく、むしろ布地の織りや模様が注目されがちです。

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