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着物の種類・・・全部知っている?【主な9つの着物の種類チェック!】

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着物にも洋服同様にTPOに合わせて「第一礼装」「準礼装」「おしゃれ着」「普段着」などいろいろな種類のものがあります。

黒留袖

その1つ目「黒留袖」は、既婚女性の「第一礼装」で、黒い生地の着物の背中心、両胸、両外袖の5箇所に染め抜き紋があり、裾から後身頃にかけて縫い目にまたがる大柄な祝い柄模様が描かれていて、結婚式に出席する際に新郎新婦の母親、親族の女性、仲人夫人が着用します。

一言に"黒留袖"といっても若い既婚女性用のものは模様の位置が高くて帯のあたりまである派手な色使いで、年配の既婚女性用のものは模様の位置が低くて色使いも控え目になっています。

昔から、結婚支度の際に柄もある程度の年齢まで着られるものを作ることが多いようですが、年の割に派手に感じるようになった場合には落ち着いた柄の袋帯を合わせるようにするとしっとりと落ち着いた雰囲気にまとめることができるでしょう。

また裏地付きの"袷(:あわせ)"、"単衣(:ひとえぎぬ)"、"うすもの"と以前は結婚式でも季節ごとに異なる仕立てのものが用意されていましたが、最近では夏場でも式場内は冷房が完備しているために1年を通じて"袷"を着用することが多いようです。

色留袖

2つ目の"色留袖"は、未婚・既婚いずれの女性でも着用することができる"第一礼装"です。

染め抜き五つ紋であれば"黒留袖"と同格で、三つ紋、一つ紋のものは"準礼装"で、結婚披露宴、パーティー、お茶会などさまざまな場面で着用することができます。

振袖

3つ目の"振袖"と言えば、女の子のいる家庭では昔から20歳の成人式の時に作ってもらってそれ以降は、卒業式、親戚や友人の結婚式などと結婚するまで着ることができ、未婚女性の準礼装としては最も華やかなものとされていますが、かつては16、17歳までの女性が着るもので20歳になってから着るのはタブー視されていたようです。

また袖の長さによって呼び名が異なり、約120cmでくるぶしまであるものを"大振袖"、約100cmでふくらはぎまであるものを"中振袖"、約60cm~80cmで膝頭までのものを"小振袖"と呼び、長いものほど格が高いとされています。

訪問着

着物の種類の4つ目"訪問着"は未婚女性、既婚女性のいずれも着ることができる準礼装で、肩や袖や裾には"絵羽模様"といって縫い目にまたがる大柄な模様が描かれています。

その模様も友禅染の伝統的なものから有名作家のもの、現代人の感覚にマッチするものまでいろいろあり華やかであるために結婚披露宴やパーティー、お茶会以外にも幅広く着ることができます。

"訪問着"の生地には・・・

  • 布表面にしぼと呼ばれる凸凹のある"縮緬(:ちりめん)"
  • 経糸(:たていと)に生糸、緯糸(:ぬきいと)に濡らした生糸を織り込んだ肌触りが良くて緻密で光沢のある"羽二重(:はぶたえ)"
  • 経糸と緯糸の交点が連続しないように織ることによって地紋を織り出して模様を表した"綸子(:りんず)"
  • 表裏に模様が出る織物で重厚で光沢のある"緞子(:どんす)"
  • 織り方によって隙間ができて通気性の良い"絽(:ろ)"
  • 経糸2本が一組となって緯糸が1本織り込まれるごとによじれて隙間ができる紗(:しゃ)

・・・などがよく使われています。

付け下げ

5つ目の"付け下げ"は訪問着と同じような場面で着ることができる準礼装ですが、"訪問着"よりも気軽に着られるにもかかわらず"小紋"よりも格が高く、模様も"訪問着"よりも控え目で上品であるためにお茶会などによく映えます。

また仮仕立ての段階で"絵羽模様"が描かれる"訪問着"と違って、"付け下げ"は反物の時点で仕立てた時に肩を境に模様が上を向くように描かれ、さらに生地には"縮緬"、"綸子"の他にも茨城県結城地方の"結城紬"や、奄美大島の"大島紬"などさまざまなものが使われています。

ちなみに"小紋"は、型押しや友禅染、更紗、ろうけつ染めなどによって反物の端から端まで繰り返し模様がつけられたものですが、ちょっとした食事会やコンサート、観劇、パーティーなどで"訪問着" や"付け下げ"を着ていくほどではないという時に適したおしゃれな着物で、生地は"縮緬"、"綸子"が主流となっています。

色無地

着物の種類の6つ目、単色染めの "色無地"は、"縮緬(:ちりめん)"などの地紋のないものと、綸子(:りんず)などのように地紋の入ったものの両方がありますが寒色系の紫や緑や青などの生地に流水や波や雲などの地紋のあるものは帯や帯揚げ、帯締、草履、バッグなどの小物を変化させることによって慶事にも弔事にも使うことができます。

実際には入学式や卒業式、七五三などのこどもの行事で、一つ紋付きのものが着られているのをよく見かけますが、五つ紋をつけると礼装となり、三つ紋の"色無地"は準礼装となります。

一つ紋の場合は一つ紋付きの"訪問着"よりも略式となるので、刺繍紋などの洒落紋をつけるなどして着こなしを楽しむことができます。

7つ目の"紬"は糸の時点で染め上げた"先染め" の色糸で織り上げた平織の丈夫な絹織物で、有名なものに大島紬、結城紬、白山紬などがあります。

かつては生産者が製品化できないような品質がやや劣る生糸を使って普段着用に織り上げていたものですが、現代ではその技術の高さが評価されて普段着だけでなく帯や帯上げ、帯締などの小物を上手にコーディネートすることによって、準礼装としてパーティーやお茶会などに着て行くことができる"紬"も生産されています。

浴衣

8つ目の"浴衣"は、和装に馴染みのない若い年代にも非常に人気の高い着物で、湿度の高い日本の夏にはぴったりの非常に着心地の良い着物です。

もともとは、平安時代の公家や武家が入浴や湯上りに湯気を拭うために着用した麻の単衣の"湯帷子(:浴衣びら)"が原型となっていて、日本人に似合う色合いのものが多く、江戸時代に現在の木綿地になって一般市民に広まっていったようです。

喪服

9つ目の"喪服"は喪中の人や弔問者が着る墨色や薄墨色の着物で、五つ紋付きのものに黒帯は葬儀や告別式における第一礼装とされ、帯や帯締、帯揚、草履、バッグなどの小物は黒に、半衿、足袋は白にします。

また、第一礼装に続いて黒喪服と色喪帯、色喪服と黒帯、色喪服と色喪帯というような組み合わせで順に略式となって、お通夜や法事の席で着ることもできます。

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