世の中には、ホントにいろいろなダイエット法があります。
もはや悪あがき?というものまである感じ。
しかし、それでもその方法があるということは、実践者がいて、実際にその人は効果があったということ。
ダメもとは多少あるかもしれませんが、あんがいとあなたに合うようなダイエット法も見つかるかもしれませんよ!
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香りダイエット
「やせる香り」をかぐだけで自律神経を刺激し、脂肪を燃焼させて代謝を高め太りにくくなるというダイエット法です。
ハーブや柑橘系の果物の香りには、交感神経の働きを活発にして脂肪を燃焼させる効果があります。その代表的な香りに 「グレープフルーツ」「レモン」「オレンジ」「ラズベリー」「フェンネル」「タラゴン」「セージ」「ローズマリー」「カモミール」 「ラベンダー」などがあります。
特にグレープフルーツには、リモネンという精油の成分が交感神経を刺激し、脂肪燃焼につながるホルモンの分泌を促してくれます。 また水溶性ビタミンB群のイノシトールがコレステロールの過剰な蓄積を防いで脂肪の代謝を活発にする効果もあります。 皮に最も香りが含まれているので、そのまま香りをかいで中身はジュースにして飲み、 余った皮をお風呂に入れたり楽しみ方がいろいろあります。
またラズベリーの香り成分である「ラズベリーケトン」は、 唐辛子の成分であるカプサイシンの約3倍もの脂肪燃焼効果があるといわれています。
ただ香りを嗅ぐだけではなく、料理に使用したりお茶にして飲んだり、お風呂に入れたり、 枕元に置いたりして日常的に生活に取り入れて楽しみましょう。そうすることで常に交感神経を刺激して脂肪が燃焼しやすい状態になります。
アロマ効果により気持ちもリラックスするのでダイエットによるストレスを感じることもありません。
褐色脂肪ダイエット
やせる体脂肪「褐色脂肪」を活性化させて、余分な脂肪を燃焼させて痩せやすい体にするダイエット法です。
体脂肪には「白色脂肪」「褐色脂肪」の2種類あり、私達がよく「脂肪がついて太ってしまった!」という脂肪は「白色脂肪」 のことで、もう1種類の「褐色脂肪」は善玉の脂肪で、熱を放出してエネルギーを消費しやすくし、体温を保持する働きがあります。
褐色脂肪の重さは成人でも全部合わせて40グラムほどと少量ですが、この褐色脂肪が活発に働くと、 余分な脂肪がどんどん燃焼して脂肪を溜めこまないのです。逆に言うと褐色脂肪の働きが弱っていると太りやすいということです。
褐色脂肪は交感神経を刺激することによって活発に働くので、交感神経を上手に刺激することがダイエットの成功につながります。
褐色脂肪がある所は主に首筋、わきの下、肩甲骨の周辺、心臓と腎臓の周辺です。 これらの箇所を効果的に刺激して褐色脂肪を活性化させましょう。
活性化させるには、温冷シャワーが効果的です。温水と冷水を交互に首筋、わきの下、肩甲骨の周辺に約20秒ずつ当てていきます。 集中的にその箇所を刺激することにより短時間で交感神経に切り替わり、褐色脂肪が活性化し始めます。
このほか、褐色脂肪のある部位のストレッチやダンベル体操も効果的です。 温冷シャワーと組み合わせるとより効果がアップするでしょう。
噛み噛みダイエット
食べ物をひと口50回以上噛むことで、満腹感が得られて食べる量が自然に減らすことができるというダイエット法です。
食べ物を食べてから脳が満腹感を感じるのに通常20分ぐらいかかります。早食いの人は、 脳が満腹感を感じないまま沢山の量を食べ過ぎてしまうため、肥満の原因となるのです。
食べ物を口にしたら50回以上噛むのが基本ですが、最初は30回ぐらいから初めて徐々に噛む回数を増やしていくと良いでしょう。
良く噛むことで満腹感を得られるだけでなく、脳が刺激されて記憶力が良くなる、 アゴのラインがシャープになるなど違うメリットも期待できます。
呼吸法ダイエット
正しく呼吸して体に酸素を摂り込みやすい運動をすることで、脂肪が燃焼しやすくなるというダイエット法です。
体内に酸素をたくさん取り込むには、鼻から吸って口から吐くが基本です。
呼吸法を身につけることで自律神経の働きも整うのでダイエットだけではなく、ストレス解消にもなります。
正しい呼吸の基本は、胸やお腹に十分酸素を入れるつもりで鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり息を吐きます。この時、 吐く方に意識を集中させて口をすぼめて「スーッ」と少しずつ息を吐きます。一気に「ハー」と吐かないようにしましょう。
呼吸法ダイエットは、呼吸だけでダイエットしようと思うとかなりの時間がかかるので、ストレッチやヨガ、 エアロビクスや気功など各種のエクササイズを行なう時に取り入れることで効果が上がります。
骨盤ダイエット
骨盤のゆがみを直すことで血液の流れが良くなり、交感神経が活性化されて基礎代謝も高まるというダイエット法です。
「骨盤がゆがんでいる」というのは、骨そのものがずれているのではなく、 ほとんどは骨盤に付いている筋肉のバランスが悪いということです。
バランスが悪いと、何とかバランスを保とうとして背骨が曲がり、そうなることで臓器に大きな負担がかかるので血流が悪くなり、冷え性、 生理痛、腰痛、肩こりなど様々な症状を引き起こして日常生活に支障が出るようになります。
骨盤が正常な状態になると、背骨もまっすぐになり血液の流れも良くなって臓器のすべてが正常な状態になって代謝も高まります。 特に交感神経の働きが活発になり、下半身の血行不良も改善されていきます。
骨盤矯正は、わざわざ整骨院に行かなくても骨盤体操で正常な状態に戻す事ができます。
まず、自分の骨盤が正常な状態かどうかをチェックしてみましょう。
座って脚を組んだ時に、いつも無意識に同じ方向に脚を組んでしまうという人は要注意。体が曲がって骨盤がズレている可能性が高いです。
またはB4ぐらいの紙の真ん中に立って目隠しして50回ぐらい足踏みします。目を開けて真ん中から大幅にずれていたら赤信号。 この場合も骨盤がズレています。
骨盤がズレている人は骨盤矯正体操で骨盤を正しい位置に戻し、代謝を高めましょう。
骨盤矯正体操
- 足を腰の幅に合わせて立って、つま先がなるべく外へ180度開くようにする。
- 背筋を伸ばした状態で腰を深く沈める。腕は腰の上に軽くのせる。その状態で上体を左右に10~20回小さく動かす。
- 2が終わった後仰向けに寝て、左右のわき腹で脂肪が厚い方をぎゅっとつまんでパッと離す動作を3~5回行なう。
- わき腹に手の平を当て、約3分ぐらい、わき腹から息を吐くイメージで呼吸する。
- 全身の力を抜いてリラックスする。
30円ダイエット
30円ダイエットとは、足の裏の小指の付け根に10円玉3枚を貼りつけて歩くだけで、 姿勢が良くなり体の歪みも矯正されてバランスのよいスタイルになるというダイエット法です。
ふだんから猫背で姿勢が悪かったり、足を組む時に同じ足ばかり組んだりしているとだんだんと体が歪んでいきます。
体が歪むと、血液の流れが悪くなって冷え性、生理痛、腰痛などを引き起こす原因となるだけでなく、リンパの流れも悪くなるため、 体に水分や脂肪を溜めこみやすくなって足がむくんだりします。
足の裏の小指の付け根に30円を貼って歩くと、いつもと違う歩き方になって足の重心が矯正され、 歩き方に癖がある人も正常に戻っていきます。
また30円ダイエットは、両足分60円さえあればいいのでリーズナブルなのも特徴です。
30円ダイエットのやり方はとても簡単。
足の裏の小指の付け根に10円玉3枚ずつを両足に医療用テープかばんそう膏で貼りつけ、 この30円を踏まないように足の内側に重心をおくようにして歩きます。
できれば1時間以上歩くとベストです。
舌出しダイエット
舌出しダイエットとは、顔を上に向けて数秒間舌を出すことで、二重アゴが解消して小顔になるというダイエット法です。
現在の私達の食生活は、昔のように固いおせんべいを食べることも少なくなり、 柔らかい食べ物ばかりを食べているのでアゴの筋肉が全く使われず、その結果、アゴのラインがたるんで二重アゴになってしまうのです。
アゴの根元はちょうど舌の根元とつながっているので、上を向いて舌を出すだけでアゴの筋肉が持ち上がるような感じになり、 二重アゴを解消することができるのです。
やり方は簡単です。いすに座って(立っててもいいです)背筋をまっすぐにし、顔を上に向けてゆっくり舌を出します。
この時、舌をまっすぐ上に立てて伸ばし、舌の根元がつっぱる感じになるまで出しきります。出しきったらその状態で5秒間キープ。 5秒たったらゆっくり元にもどして顔も元にもどします。これを1セットとして1日3セット行ないます。舌を出して5秒間たった後、 舌を左右に数回動かすと普段使わない頬の筋肉も使うので、顔のリフトアップ効果もあります。
舌出しダイエットを2週間も行なえばアゴのラインもかなりすっきりしてくるはず。ただし、日常の食生活でも食べ物をよく噛んだり、 フランスパンやおせんべいなど固い食べ物を食べたりすることも心がけましょう。
日常ながらダイエット
痩せるためにわざわざジムなどに行って運動をしなくても、日常生活の中の時間を利用してできるダイエット法です。
日常ながらダイエットには時間や方法に決まりは特にありません。
掃除や料理などの家事をしながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながらなど、 毎日の生活の中で必ず行なっている時間を利用するので忙しい人にはピッタリのダイエット方法です。
例えばパソコンをしながら足を伸ばして足首を回したり伸ばしたり、テレビを見ながらウエストひねり運動をしたり、 料理をしながらお尻に力を入れたり緩めたりします。
「やらなくちゃ」という気負いがないので毎日気軽に続けることができ、続けることで体にも結果が出てきます。
計るだけダイエット
体重を毎日計り、折れ線グラフに記録していくだけで痩せていくというダイエット法です。
油ものや甘い物の誘惑に勝てずにダイエットに失敗する人が多いのは、油分や糖分を摂るとことで、脳から「エンドルフィン」 という強い快感物質が分泌されるからなのです。
麻薬患者がなかなか中毒から抜け出せないのと同じで、この強い快感から抜け出すのはとても難しいものです。
ところが、毎日体重を計って記録していくグラフがどんどん右肩下がりになっていくのを見ることで、 その強い快感物質以上に快感を得られるということがわかったのです。
計るだけダイエットやり方
やり方のポイントとしては、なるべく目盛の細かい体重計を使用しましょう。 1目盛が100グラムの体重計なら1日100グラム減ったことが確認できるからです。
- 体重計をいつも目につくところに置いておきます。計り忘れを防ぐことができます。
- 体重は、1回目は朝起床してトイレを済ませてから。
- 2回目は夕食後に計ります。できればいつも同じ時間に、同じ服装で計るようにしましょう。 わずかな変化がダイエット成功につながります。
- 測定した体重の数値を、1目盛100グラムのグラフに記入していきます。毎日の体重の変化は折れ線グラフとして記録されていき、 その変化の様子が一目瞭然でわかるようになります。
もし途中で体重が上がってしまった場合は、「言い訳」を欄外に記入します。こうすればストレスも溜まらず、 増えてしまった原因も分かるのでそれを改善しようと努力をするようになります。
折れ線グラフは目につくところに貼っておきます。そうすれば右肩下がりになって来た時、楽しくて快感を得ることができるはずです。